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バドミントンを愛し、プレイヤーから指導者になって10年・・・ コーチとしてジュニアプレイヤー達と共に喜びも悔しさも感じながら、バドミントンを通して一緒に成長し新化し続ける男のブログです。
重心のバランスと軸の安定度
2010年06月29日 (火) | 編集 |
重心のバランスと軸の安定度について、過去にも話ましたが高校生向けに話してみます。


小学生の場合、スピードをつけるのに一番大切なのは重心のバランスです。

次に動作練習として各関節や筋肉を速く動かせるように練習します。

それをするだけで、実際にフットワークは速くなります。

低学年であれば、たとえ運動能力が低くても足が遅くてもフットワークのスピードは向上します。




バドミントンのコートは対角線でも最大6ステップあれば移動できる大きさです。

そのステップを可変しながらどのように速く移動するか考えてみるとフットワークの原理が見えてくるわけです。



高校生になるとよく言われることでは、体力がないから・・・とかトレーニングが足らないから動きが遅い・・・とか言われる選手がいるようです。


もちろん、バドミントンで必要な基本体力は必要なので、一定のトレーニングは必要になってきます。

しかし、トレーニングだけでは一定以上のスピードも体力も向上しません。


身体の成長と共にスピードが落ちてくる選手は、おそらくこのケースです。


実際に、筋力が足らないこともありますが、それだけではないのです。


トレーニングを欠かさない選手に、バランスの意識を与え、筋肉の使い方を教えることで、急に動きがよくなるわけです。


その場合、トレーニング方法が間違っているわけではなくて、あることが不足しているだけなのです。


例えば、痙攣がくる選手がいます。

なぜ、痙攣するのでしょう・・・?


トレーニング不足?  いやいや真面目にしっかりとしています。
ストレッチ不足?   そんなこともないのですが…。
柔軟性が欠ける?   それはあるかもしれません。


などなど、考えてみると、それだけではないのです。



ある一部の筋肉に負担をかけてしまうフットワークになっているとしたら・・・


痙攣しやすくなりますね。

間違えれば、故障にも繋がります。


そう、練習すればするほど・・・故障の危険性が高まるわけです。


簡単に言うと、右足で飛び、右足で全体重を踏ん張り、右足で蹴って動き出し・・・って、右足を酷使すれば危険性は高くなります。


それを半分でも、両足で飛び、バランスを整え右足で止まり、重心移動を使って右足で蹴る・・・に変えると負担は約25%軽減できるわけです。


25%耐久力を高めるために選手にトレーニングさせるのか?

それとも25%負担を軽減させるために指導者が自分自身で勉強し脳を鍛えるのか?


重心のバランスが良くなるとポテンシャルが向上します。


スポーツカーも一緒ですね^^




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バドミントンでのスポーツ障害
2010年06月25日 (金) | 編集 |
スポーツ障害で悩んでいらっしゃる方にとって予防策や対処法などは知りたい情報だと思います。


私でわかる範囲は、お答えいたしますのでメールかコメントをしてください。


即レスにはならないので、事前にお詫び致しますが、緊急性がある場合はそのようにお伝えください。




例えば、前記事のコメントを頂いたバドママさんのコメントの中に、『ネット前に入る時に踏み込んだ足の外側に体重がかかり、土ふまずが見えてバランスを崩している・・・・』とありました。


このケースでは、股関節・骨盤周りの筋腱などに影響を与えます。


フォア前でのフォームにおいて注意するべきことは、打点と利き足の位置に関係しています。


よく見かけるフォームで、打点が右足よりも外側になっている選手(右利きの場合)がいますが、障害を発生させやすい状況にあるようです。

この状態では、外側に重心がかかり、フットワークのスピードがさらに負荷をかけているのです。

さらに悪いケースは、上体までもが外側に傾いているケースです。


フットワークの時にシャトルのスピードを考慮し、打点を考えてフットワークをして、基本練習からかなり意識が必要になります。


足でシャトルを迎える感覚で、フットワークすることをお薦めしています。


身体のバランスは、スポーツをしている選手にとって、とても大切です。


筋肉のバランスも大切ですが、骨格の正常化も重要なのです。


スポーツ障害を起こしている多くの選手は、骨盤が歪んでいることが多いです。


これは、練習による筋肉の疲労や収縮が原因で、骨盤の歪みが膝や腰に負担をかけているケースもあるわけです。


だから、クールダウンやアイシングをする習慣が大切になります。





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肉離れの原因
2010年06月20日 (日) | 編集 |
肉離れには、いろいろな原因があります。



筋肉疲労・体重と筋力のバランス・年齢・フォームなど、身体条件も多くあります。



肉離れの個所によって原因も違いますが、動作によって身体にかかってくる力は、直線的な力だけではなく、モーメント(ねじれ)のかかった力もあるわけです。




昨日の記事にも書いていますが、基本的なステップを含めた動作練習、そしてフットワークの習得は必要です。


また、フットワークの移動時のスピードよりもこの2点が大切という意味の一つに、怪我防止も含まれています。


それに重心の位置も関係してきます。





同じ人が、同じスピードでストップする場合でも、関節の角度や重心の位置、もっと細かく言うと体育館の床の構造によって反力の影響、摩擦係数(湿度の変化を含め)も変わってくるので筋肉の負担も変わってくるので、故障の原因も断定しにくくなります。



止まる時に、床の反力をどのように利用するか・・・というのは重心や軸角度にも関係があるので奥が深いですね^^




急激なストップなど筋肉に負荷がかかる時に関節が可動中の場合、反力やモーメントの影響で予想外の場所に予想外の力がかかることもあるので、注意は必要です。



状況によって、つま先や膝・骨盤の向きなど変える方が負担率も減り、人の自然な動作になることもあるわけです。



故障の防止には、自然体というのがキーワードになります。



いずれにしても、筋肉に痛みを感じたらアイシングは必須です。





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フットワークのスピードでの課題
2010年06月17日 (木) | 編集 |
最近の練習では、フットワークのスピードとショットの確実性を課題にしています。



フットワークのスピードでは、主に自分が打った後と相手が打った後に主点をおいています。


以前から、中学生には言っていたのですが、課題が変わるとだんだん疎かになり、本人はしている気分になるようです。

しかし、こちらの視点で見ると明らかに遅くなっているのです。


打った後の動作が速いと次の対応にもスピーディに動け、また相手が打った後が速いと打つときにバランスが良くなるのです。


フットワークの移動時のスピードよりもこの2点が大切なのです。


フットワークが速くなると、軸バランスが良くなりショットの精度も切れも良くなるので、実際は体力の消耗は減ってくるのです。



フットワークでの重要な自分が打った後と相手が打った後を速くするには、シャトルを見る時間に深く関係しているのです。


もちろん、基本的なステップを含めたフットワークを習得しなければいけませんが・・・


小学生も今は同じ課題を含んで練習をしています。


ノックは、動きがある練習ばかりなので、フットワークを絡めた課題で練習しています。



しかし、小学生は今伸びています。


特にこの最近は2年のま●が急成長です。


1年と2ヶ月・・・伸び時期なのですね^^


もちろん、他の子も順調なハイスピードで伸びています。


ただ、試合での結果がどこで出てくるかだけで、この夏は楽しみです^^




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するとしないでは、その差は大きい
2010年06月11日 (金) | 編集 |
先日の地域大会での2・3年生の試合を見ていて、半年前に比べると成長したな・・・って感じました。


個人差はありますが平均的に、この1か月で随分良くなりました。


一番は、フットワークのスピードが上がったことです。


クリアーが飛ぶようになってきたのと、スマッシュを打ちたいので動く意識が出てきたようです。


それと同時に、サイドステップを使えるようになってきたというのもあり、股関節の動くスピードも増したのかな?って思っています。


クリアーに関しては、スイングのスピードが良くなっているのですが、肩で打とうとするとクリアーは飛ばず、上腕での回内を意識してラケットを回すとみんなよく飛ぶようになりました。


フットワークを使って動いて、ヒッティングのポイントでラケットを回すことができると安定感があり、次の動作もよくなるようです。


数人が素振りのまま、カットを打つとチョップ系のカットになり、打点が前だとそのフォームでクリアーも打てるので意識してできるようになってくれれば、さらに嬉しいのだけど・・・


そうは言っても、ネット前のフットワークやバック奥への動き出しに、個々の癖が表れてきたので、修正が必要になってきました。


特にネット前はそれぞれ違いがあり、個々の動作練習を含めての修正をして、そのままで良いが補足する場合と訂正する場合があるので、ほんとに繊細な話です。


本人達は、できていると思っているので・・・


しかし、来年の今頃は楽しみです。


バラバラで成長していることが、繋がっていくことで急成長するのではないかと思うのです。


ただ練習日が少ないので、素振りにしてもステップ練習にしてもどれだけ各自が地道にするか・・・が成長のポイントにはなるが、継続したものが最後の勝者になると思っています。



するとしないでは、その差は大きいですね^^


素振りやステップやランニングなど、自主的な練習をしている子ほど、成長しているような気がします。




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それぞれの思いが伝わってきました
2010年06月07日 (月) | 編集 |
昨日は、小学生の地域大会と中学生の練習、そして高校生のインターハイ予選と3会場を移動する忙しい日でした。


小学生は地域大会では、それぞれに練習の成果が見え、結果は別として内容的には良い試合だったと思っています。


全体的にクリアーが良くなり、フットワークも良くなっています。

半年前の同じ大会の時に比べると、大きな成長と高い伸び率を感じました。


普段のゲーム練習でも白熱するのですが、試合となるとさらにヒートアップして集中力も高まるようです。


クリアー・ドロップ(時にカット)・ヘアピン・ロブをしっかりと使い分けていました。


この日、最も集中していたのが2年生のま●で、今度のABCが楽しみになってきました。


3年生も内容的には良く全体的にレベルアップを感じる内容で満足し、会場を後にしました^^



中学生の練習は、全面での基本パターンをミスなく続ける練習を2時間近くした後に、オールショートとオールロングの1点返しをしました。


体力的な回復力に??を感じる日でしたが、本人達はかなり疲れたようでした。



夕方から、インターハイ県予選の決勝を見るために移動しました。


小学生も中学生も高校生も、バドミントンが好きで頑張っている姿をみると、元気にはなるのですが・・・最近疲れが蓄積しているせいか、心身共が重いですね。


子供達が、バドミントンができることに感謝をし、素直な心で成長して欲しいものです。


高校生達も、気持ちのあるプレーを見ることができたので、勝った方も負けた方もよく頑張ったなと思います。


純粋にバドミントンが好きなんだな・・・って思う場面を見ることができてよかった^^




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テーマ:バドミントン
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スピリットとメンタル
2010年06月03日 (木) | 編集 |
バドミントンが好きな人と話したり、バドミントンのブログやHPを見ていると、がんばろーって気になります。


最近は、指導者として・・・考えることも多くあり、指導の仕方というかバドミントンのコーチとしてではなく、人として…のレベルであまりいい気がしないことを見る聞く機会が多く、なんとも言えない気になっていました。


忙しさからブログを更新できなかったのも、ある意味良かったかもしれないです。



バドミントンをする環境は、人によって様々です。


不満を感じた時は、「話し合いにより改善する・我慢する」のどちらかになり、その先は「改善を進める・さらに我慢する・他の環境に変える」の選択になります。


どれが良いかはわかりませんが、よくあることです。



私自身も経験ありますし、相談も数多くありました。


特に、ジュニアの場合は『保護者・選手・指導者』の三位一体が大切になります。


人によって感じ方も捉え方も違うので、悩んだ末に自分が選択した道を進むのが一番かと思います。


大人の意見・子供の意見、いろいろあります。


また、信じられないことがあるのも事実です。


我慢し耐えることも勇気が必要で、また新しい環境になることも勇気が必要になり、どの道も厳しい事には違いがないが、自分の心が望む所に導かれてみることで、新しい自分を見つけることができる場合もあります。


バドミントンでも、攻めること・守ること・凌ぐこと・かわすことは大切であるように、他のことにも共通しているわけです。


信念を貫くことも勇気がいるし、考え方を変えることも勇気が要りますね。








話は変わりますが、公私で忙しく久しぶりに41時間動いていました。(間で50分の仮眠)


身体が悲鳴をあげ、意識が無になりそうになりました。


でも、心が頑張れと自分にムチを打っていたのでなんとか乗り切りました^^


最後は、こころ・・・精神(スピリット)が全てを支えますね。


幹がスピリット、そして枝葉がメンタルですね^^



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